先週、多くのアジアの国では旧正月を祝っていました。そのなか、同じ東アジア国である日本では、ほとんど過ごす人がいません。これはなぜでしょうか。
実は、明治維新前まで、日本でも旧正月を祝っていました。1872年年末に西洋暦を使用することが布告され、それから日本では西洋暦の正月を祝うようになったと言われています。沖縄や、一部の地方ではまだ旧正月を祝う風習がありますが、休日でもないので日本の人はほとんど過ごしません。
でも、日本では横浜、神戸、長崎などいくつか有名な中華街があり、華人たちが旧正月を祝うので、そこへ行けばたっぷり春節の雰囲気を味わうことができます。長崎のランタンフェスティバルと横浜媽祖廟のカウントダウンイベントが有名です。旧正月に休暇のある国の方でしたら、機会がありましたらぜひ日本で旧正月を過ごしてみてください。